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Compte Module 4 eMMCへのRaspberryPiOS(bullseye)のインストール


eMMCへの書き込みは、rpibootを使用します。このプログラムを使うと、キャリアボード上のUSBスレーブコネクタとPCをマイクロUSBケーブルで接続することで、ComputeModule4上のeMMCをUSB外部ストレージとしてPCから見えるようにします。外部ストレージとして見えさえすればあとは基本的にマイクロSDカードの時と同じです。

1) eMMCからの起動を無効に

eMMCの書き換えを行う場合には、ComputeModule4がeMMCから起動しないようにする必要があります。 キャリアボード上にはeMMCを無効にするジャンパーがあります。ここにジャンパーピンを挿入することで、eMMCから起動をしないように設定します。


2) rpibootのダウンロード

GitHub  https://github.com/raspberrypi/usbboot/releases/tag/v2021.07.01からrpibootダウンロードします。ここではWindowsを使用するのでzip形式が良いでしょう。


3) rpibootのインストール

zip形式の圧縮ファイルを解凍するとusbboot-2021.07.01/win32フォルダ以下にインストーラーがあります。rpiboot_setup.exeをダブルクリックしてインストールします







3) rpibooの実行

ComputeModule4のキャリアボードとPCをマイクロUSBケーブルで接続し、スタートメニューからrpibootを実行します。メニューのRaspberryPiフォルダ内にあります

Waiting for BCM2835/6/7/2711...
Loading embedded: bootcode4.bin
Sending bootcode.bin
Successful read 4 bytes
Waiting for BCM2835/6/7/2711...
Loading embedded: bootcode4.bin
Second stage boot server
Loading embedded: start4.elf
File read: start4.elf
Second stage boot server done


RaspberryPiImagerを起動しストレージを選ぶをクリックし、RPi-MSDを選択します


あとは、SDカードに書き込むときと同じです。
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