個人情報保護方針 お支払いについて お問い合わせ

RaspberryPi4B/Compte Module 4LiteへのRaspberryPiOS(bullseye)インストール


マイクロSDカードへのインストール
SSHとRealVNCの設定
GPIO/I2C/SPIを有効にする
電子ペーパーのサンプルプログラム
スクリーンセーバー(画面ロック)を無効する


マイクロSDカードへのインストール

マイクロSDカードへのOSの書き込みはRaspberry Pi Imagerと呼ばれるプログラムで行います。 WindowsPC/macOS/Ubunthで実行できるようです。ここではWindows10のPCで行います。 必要なものをマイクロSDカードとSDカードを挿入できるPCです。 SDカードスロットがある場合にはマイクロSDアダプタで、無い場合にはUSB経由のSDカードリーダーでも構いません。

1) RaspberryPiImagerのダウンロード

RaspberryPi公式サイトhttps://www.raspberrypi.com/software/からダウンロードします


2) RaspberryPiImagerのインストール

ダウンロードしたimager(最新はimager_1.7.5.exeでした)をダブルクリックしてインストールします


3) RaspberryPiImagerの実行

SDカードをPCに挿入してImagerを実行します


ストレージを選ぶをクリックし、挿入したマイクロSDを選択します



念のためにマイクロSDカードをいったん消去します。OSをクリックし、消去を選択します


書き込むをクリックして消去を実行します


間違ったマイクロSDカードが挿入されていないことを確認し、「はい」をクリックします




次にインストールするOSを選択して「書き込む」をクリックしてインストールを実行します




インストールが完了したら、マイクロSDカードをRaspberryPi4BやComputeModule4のキャリアボードに挿入して電源を入れれば起動します。


SSHとRealVNCの設定

RaspbeeyPi OSでのSSHとVNCの設定はとても簡単です。メニューの設定からRaspberriPiの設定を起動します。インターフェイスタブを選んで、SSHとVNCのスイッチをON(色が濃くなるほう)にするだけです。



SSHでの接続は、[ユーザー名]@raspberrypi (デフォルトのユーザー名はpiなので、pi@raspberrypi またはsudo ifconfigで表示されるIPアドレスに192.168.x.x等を指定します。



$ vncserver -localhost no

VNCでの接続は、raspberrypi またはsudo ifconfigで表示されるIPアドレスに192.168.x.x等を指定します。No Supported Authentication Methods. と表示される場合には、VNCのoption設定でAuthenticationをVNC passwordに設定します。UltraVNCでは設定する必要がありました。




TightVNCやTigerVNCでの接続では、キーボードとモニタを使ったセッションとは独立したセッションが開始されますが、ReadVNCの場合にはキーボードとモニタを使ったセッションの画面がそのまま見えるようです。つまり、セッションは1つで共通です。


GPIO/I2C/SPIを有効にする

HATのGPIOやI2C、SPIを有効にするにはまず、メニューの設定からRaspberriPiの設定を起動します。インターフェイスタブを選んで、1-wire、I2C,SPIのスイッチをON(色が濃くなるほう)に変更して再起動します。



この変更で/boot/config.txtが変更されます。直接/boot/config.txtファイルを変更しても効果は同じかと思われます。

dtparam=i2c_arm=on
dtparam=spi=on
[all]
dtoverlay=w1-gpio




ターミナルからraspi-gpio getと入力するとHATのピンアサインが表示されます。SPIやI2Cのピンが設定されていることを確認します。



GPIOやI2Cといった、ハードウェア操作するコマンドとC/C++ライブラリMRAAをインストールします。

sudo apt update
sudo apt install git build-essential swig python3-dev cmake libjson-c-dev
sudo apt install libgtest-dev pkg-config cmake-data
git clone https://github.com/eclipse/mraa

RockCM3の場合には

$ sudo apt-get install -y git build-essential swig3.0 python-dev cmake libjson-c-dev libnode-dev
$ sudo apt-get install -y libc6 libjson-c3 libgcc1 libstdc++6 python2.7 libpython2.7 python3.7 libpython3.7 python3-dev
$ sudo apt-get install -y libgtest-dev pkg-config cmake-data
git clone https://github.com/eclipse/mraa

cd mraa
mkdir build
cd build
cmake -DBUILDSWIGNODE=OFF ..
make
sudo make install
sudo ldconfig


mraa-gpio listでHATのピン定義がわかります。


mraa-i2c listでi2cバスの情報が、mraa-i2c_detect busで接続情報が表示されます


i2cdetect -lでもi2cバスの情報が i2cdetect -y [バス番号]で接続情報が表示されます


参考資料: https://qiita.com/matsujirushi/items/c6842f3c517c4898e28d
参考資料: https://wiki.radxa.com/Mraa




電子ペーパーのサンプルプログラム

SPIのテストとしてWaveShareの2.13inch e-Paper HATのサンプルプログラムを実行してみます。 電子ペーパーのサンプルプログラムをダウンロードします。

$ sudo apt-get install git
$ git clone https://github.com/waveshare/e-Paper.git
$ cd e-Paper/RaspberryPi_JetsonNano/


Pythonの実行はpython3 epd_2in13b_V4_test.pyと入力します。

$ cd python/examples/
$ python3 epd_2in13b_V4_test.py








スクリーンセーバー(画面ロック)を無効する

セキュリティ上一定時間入力がないと画面ロックする必要がある場合もありますが、制御機器として使用する場合には都合が悪い場合もあります。無効にする方法を記載しておきます。/boot/cmdline.txt ファイルを開き、末尾にconsoleblan=[ロックするまでの秒数]を追加します。

sudo vi /boot/cmdline.txt

console=tty1 root=PARTUUID=cdec8a8c-02 rootfstype=ext4 fsck.rapair=yes rootwait modules-load=dcw2,g_ether quiet splash plymouth.ignore-serial-consoples consoleblank=999999



もしくは、sudo raspi-config で2 Display Optionsを選び、D4 Screen Blanlikng を選び、Whold you like to enable screen blanking と表示されますので No を選択します。





参考資料: https://log.mkuriki.com/raspi-stop-screensaver/


アクセスカウンター アクセスカウンター