ISE Design Suite 14.7
Spartan6デバイスは2023年現在まだ販売されていますが。このデバイス用のコンフィギュレーションデータを作成するにはISE Design Suiteが必要です。ISEの最終版は14.7になっています。古い製品の保守・サポートのためにISEはまだ使用しないといけないのですが、残念ながらWindows10にはインストールできないようです。Windows7でインストールしてあるPCのOSをWindows10にアップグレードした場合には動作していたのですが、PC入れ替えでWindows10になってから、新規にISEをインストールすることはできないようです。Windows7は32bit/64bit共に動作するようです。
ISEを使用するには仮想PC上にWindows7をインストールしてそこにISEをインストールしておくことにします。
なお、ModelSim等のシミュレーションライブラリを仮想PC上で作成して、ホストPCにコピーしておけばシミュレーションはホストPC上で行うことができます。このほうが高速です。また、システム上にSpartan6と7シリーズが混在し同時にシミュレーションを行いたい場合、各世代のFPGAには同名で機能・入出力が異なるプリミティブがあり、また両方のシミュレーションライブラリを同時にロードできません。この場合は、どちらかのデザインのIPのシミュレーションモデルを使用せず、簡易なビヘイビアモデルを自分で書いて置き換えることで、世代のことなるデバイスの混在シミュレーションを行うことができます。
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